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受験生の方へ

東京都市大学 建築都市デザイン学部 建築学科で建築学を学びたい高校生諸君へ

本学の建築学科へ入学を希望している高校生諸君へ、以下の4点についてアドバイスをしたいと思う。人生の貴重な「時間」を費やして、本学で何が得られるのか分からなければ、入学試験の準備をする気持ちにも身が入らないと思うからである。

大学入学への準備

入試を受けて入学しようと思う諸君は、数学、物理(化学)、英語の3教科をしっかり勉強しておけば、前期入学試験を突破することはそれほど難しいことではない。逆に、高校時代に数学、物理(化学)、英語、の3教科の勉強を怠っている場合は、たとえ入学したとしても、入学後の学修が困難となるので、高校時代の勉強は重要である。

大学での学修

大学における学修は高校時代とは大きく異なる。もちろん、建築を作るためには、経験と知識が必要であることは当然であるが、実務を通じてしか建築を学べないというわけではない。むしろ、実社会で建築生産という仕事に携わりながら、経験と知識を獲得することが楽しくなるように、それを目標に本学の建築教育は行われている。

卒業後の進路

建築という分野は人間生活の基本的活動である「住」に直結している。従って、どのような社会環境にあろうとも、建築活動が日本の経済活動から消滅することはない。従って、就職についての心配を今からしても無意味と言う他はない。本学での教育は、画一的な知識の伝授を目的としているわけではなく、様々に変化する社会情勢にあっても、しなやかに変化していける人格の形成を目標としている。卒業生には、そうした本学の伝統を継承した人材が数多く活躍しており、諸君が社会に巣立とうとする際にも、大きな助けとなってくれるはずです。

職業としての建築

職業として建築を修めるには、長期間の訓練を必要とします。大学4年間あるいは大学院の高度専門教育も含めても6年間では、到底、広大な建築のほんの小さな分野の限られたことしか、諸君に教えることはできない。従って、諸君は就職した後も、常に勉強し続けなければならないのである。建築家を育てることだけが、本学の教育目標ではない。多くの卒業生が建築設計以外の分野に進むことになる。ある者は、現場における施工管理の総責任者になるであろう。設備設計あるいは構造設計の専門家として従事する者もいる。建築は、その大きさや複雑さ・多様性ゆえに、単独の職業でつくることは到底できず、多くの職能の結集としてはじめて実現することを知っておくことは、その後の人生設計において、様々な可能性が広がっていくことを意味している。

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