3年生前期「建築実験」のテーマのひとつとして、一般社団法人全国タイル業協会の御協力により、「タイル仕上げ実習」が行われ、その模様が「TILES タイルの本」2015年7月号に掲載されました(PDFファイル)。
この実習は、全国タイル業協会の「タイル出張授業」として行われ、本学では5年連続の実施となります。
実習では、まず講義室で、タイルの概要について全国タイル業協会の技術顧問伊藤哲也様に講義をしていただき、各種タイルのサイズや形状、機能、用途、および施工法の概略について学習したのち、屋外に出てINAX建築技術専門学校の浜本信征講師、上杉和功講師による外装タイルの各種張付け工法と目地詰めの施工実演が行われました。
施工実演の見学後、学生は5~6名ずつの班に分かれて、実習課題のタイルの割り付け図を基に接着剤による圧着張りと貼付けモルタルによる密着張りを実習しました。初めて手にする接着剤やモルタル、こて使いに悪戦苦闘しながら一枚一枚タイルを張っていき、課題をひと通り終えたあとは、タイルをカットしたり、見本のタイルを使ったりして、自由にタイル張りを楽しみました。
最後に講師の皆様から講評をいただき、佐藤先生から御礼の挨拶があり、今年度の「タイル仕上げ実習」も無事に終了しました。(学生による実習レポートの一部が「TILES タイルの本」に掲載されています。)