オープンなプライベート空間のある家

４０代の夫婦と中高生の子供の４人家族が、それぞれのプライベートを充実させながら、ホームステイのゲストと一緒に、コミュニケーションが図れる家づくりを目指した。
一階は、家族とゲストが集う空間とした。南側には吹き抜けを設けて開放的な空間とし、大きな窓からの採光を確保しながら、二階とのコミュニケーションも取りやすくした。また、二階は、家族のコミュニケーションを取れるプライベート空間とした。各個室にはドアを設けず、低めの間仕切りで区切りある程度の視線を遮りながら、コミュニケーションも取りやすいオープンな空間を演出した。二階の中央部に共有のスペースを設け、読書やフィットネスなどの娯楽を楽しみながらコミュニケーションを図れるようにした。隣接するポケットパークには桜の木があるので、緑を眺めながら食事を楽しめるテラスコーナーを南側の一角に設けた。