メニュー 閉じる

焦研究室

研究目標

本研究室では、鋼構造都市建築物の耐震・耐火性能を向上させ、倒壊しないだけでなく、大規模災害直後でも継続使用できる鋼構造建物を作り上げ、社会活動を維持できる技術を目標とします。

研究内容

鋼構造建物の設計を行うには、骨組を構成する部材や接合部の性能を正しく把握しておく必要があります。特に大地震時に損傷を受ける箇所については、部材や接合部の性能を限界づける鋼材の限界状態も明かにしておく必要があります。本研究室は、鋼部材や鋼構造骨組の耐震性能を評価し、その高度化を図ります。また、保有耐震性能が不足している既存鋼構造建物に対し、有効な改修対策を探します。
都市建築のライフサイクルに渡り、数回災害発生してもそれから安心して社会活動を継続させることが要求されている。建物が震災や火災を経験しても、その後でも使え続けられ、できるだけライフサイクルコストを低減させる構造システムを開発する。

卒論・修論研究テーマ

2019年度

・建築構造用鋼材SS400の低サイクル疲労特性(卒論)
・ 損傷を受けた建築構造用鋼材の高温時特性実験―予歪履歴の提案(卒論)
・ 一面せん断平板割り込み接合部を有する鋼管ブレースの有限要素法解析(卒論)

2018年度

・ 一面せん断平板割り込み接合部を有する鋼管ブレースの繰り返し挙動(卒論)
・ 歪振幅に着目した鋼構造柱梁接合部の塑性変形能力評価(卒論)
・ 連続地震動を受ける鋼構造柱梁接合部の耐震性能評価(卒論)

2017年度

・ 繰り返し載荷を受ける梁端フランジの亀裂長さと耐力低下の関係(卒論)
・ ランダムな地震を受ける鋼構造骨組における梁の挙動(卒論)

PAGE TOP